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スラムダンクから学ぶ看護教育 Vol.2

 スラムダンクを読んで育った、看護師のかんぱちです。

わたしは、今、職場で後輩を指導する立場にいます。そして、指導される立場でもあります。

 指導をしているとき、受けているとき、ともに、安西先生の言葉が、マンガのワンシーンと共によみがえることがあります。

 今日は、スラムダンクの安西監督からコーチングを学び、看護師として働く上での私の解釈を綴っていきます。


安西先生の言葉:「流川君 君の意思は 信じている とりあえず 日本一の高校生になりなさい」

かんぱち解釈

経験が浅い看護師の特徴

1.視野が狭いため、長期間での目標設定が苦手

2.物事の全体像が見えていないので、目標が具体的でなく、ぼんやりしている

  優秀な指導者が必ず持ち合わせているのは、「具体的な目標を示せる」ことだと思います。

 経験が浅い看護師など、指導を受ける立場にいる人は、上記2つの特徴があります。来週、来月くらいに自分がどの程度まで成長できるかはイメージできても、1年後、5年後、10年後となると、経験や知識の不足からイメージが難しい状況にあります。

 また、物事の全体像が把握できていないため、自分が見えている部分のみの目標設定となり、経験豊富な看護師が、さまざまな選択肢のなかから目標設定しているのとはことなり、現実離れしている目標や、イメージできていないため具体的な目標立案が苦手です。

 そこで、指導者の大切な役割は、「分かりやすく、具体的な目標を立てること」だと思います。

 「仕事ができる看護師になって」→「来月までに、オペ後の申し送りができる看護師になって」
 「一人前になってね」     →「来週は、CVの介助ができるようになろう」

かんぱちの感想(ざれごと):

 わたしは、スラムダンクは、小中学時代に読んで育ちました。そのころは、安西監督、おもしろいなー、くらいにしか思っていませんでした。いまは、人を育てる力の凄さに、わたしも、上司にこう声かけてほしいな、後輩に同じように声かけできたらな、と思います。

わたし(かんぱち)もアラフォーに突入。今日の自分に明日は勝つ、か、引き分けたい。
明日から、いや、今日から実行します。

今日の立ち読み:
「人を動かす! 安西先生の言葉 「スラムダンクから学ぶ最強のコーチング」
遠越段さん著