【1時間目】人間関係

後輩看護師との”ラク”なコミュニケーション法 3選

今日の立ち読み:
「部下 後輩 年下との話し方」 五百田達成さん著

 看護師のかんぱちです。後輩の指導業務をされている看護師さん、お疲れ様です。
 指導する側も、指導される側も、パワハラ、に敏感な世の中です。20数年前に、わたしが新人時代に自分がしてもらった指導のやり方は、”令和の今”通用されません。「余計なことしないで!」「看護師むいてない!」「一年目なんだから、○〇しちゃだめ」などなど、今なら、おそらくパワハラ認定されます。今の時代に合った、指導する側も、指導される側もストレスが少ない、話し方、ちょっと立ち読みしていきませんか?

※以下、” ”内は、こちらの本の引用です。

後輩を指導する看護師の、どっちがラクな伝え方? 3選

1.ほめ方編 A「優秀だね」 VS B「仕事がしやすい」

 看護師界も、遅ればせながら、「ほめて育てる」時代が到来しています。
 が・・・、これがまた、むずかしい。だって、かんぱち世代(40~50歳前後)は、ほめられて育ってないんですもの。

 ↑の、2択は、まさにその象徴。より良いほめ方は、Bなんです。でも、Aだった、ちゃんとほめています。ポイントは、上目線になっていないか、評価していないか?。「あの看護師は使える」なども、上目線で評価しているから、NGです。

 「仕事がしやすい」は、あくまで、ほめる側が思っている感想。何が理由で、もふんわりとごまかせていることもポイントのようです。これは、先輩にも後輩にも、どちらにもOKなほめ言葉かな、と思います。

2.注意の仕方編 A「なんで?」 VS B「どうする?」

 わたしは、後輩のミスに対して、感情的になってしまうことがあります。いけないことですよ、でも、なかなか難しい・・・。語気が強くなってしまったり、「なんで○〇したの?」と言ってしまったり。いままで、私の指導を受けながら、パワハラと訴えなかった後輩、どうもありがとう。

 私の話はさておき、今回の対決ポイントは、感情的になってしまうのか?、冷静でいられるのか?ということです。後輩のミスに対して、指導するときは、強い口調になったらおしまいです。後輩側は、言っている内容ではなく、その雰囲気で「怒られた」「怖い」と感じて、指導内容は、印象に残りません。

 なので、WHYではなく、HOWで尋ねる。ミスをした後、これから、「どうするのか」を一緒に考える姿勢ができると◎ですね。

3.フィードバック編 A「長い話を1回」 VS 「短い話を3回」

 後輩は、先輩の話を、ほとんど聞いていませんwww。これは事実です。業務中に指導するときは、とくに聞いていません。先輩のありがたい指導をうけながら、「次は○〇しなきゃ」「○〇がまだ終わってないな」など、考えているものです。

 なので、長い話はNG。くどくど話しても印象に残ってません。短い話を、複数回にわけて話す方がよっぽど印象に残ります。そして、短い話でも、後輩が興味をもてば、質問してきます。その時に、続きを話してあげる方が、よっぽど効果的な指導ができます。

かんぱちの感想(ざれごと):

 看護師を10数年してきましたので、先輩とのかかわり方は、なんとなーく、できるようになってきました。やはり難しいのは、後輩や部下など「下」との関係。

わたし(かんぱち)もアラフォーに突入。今日の自分に明日は勝つ、か、引き分けたい。
明日から、いや、今日から実行します。