看護師のかんぱちです。新卒で就職した病院を、退職する看護師の数、どれくらいだと思いますか?
8.6%(2019年 日本看護協会より発表されているデータより)だそうです。
毎年、多少の前後はありますが、新卒看護師の10人に1人は、退職しているのが現状のようです。
そして、かんぱちも、その10人に1人です。退職の理由は、病院の雰囲気だったり、プリセプターとの相性が合わなかったり…さまざまですが、結局は、時間外労働の多さに体力が奪われ、緊張もとけることはなく、心身ともに消耗し、看護師を続てけていく自信がなくなってしまいました。
アラフォーの今、現役で看護師をしているので、人生ってわからないものですね。
今回は、アラフォーになったかんぱちが、もしも、21歳のかんぱちに、アドバイスするとしたら・・・3選を綴っていきたいと思います。
新卒で退職した私が、昔の自分にアドバイスしたいこと 3選
1.相談しろ。
今は、職場での新卒看護師の応援体制が整えられているし、SNSなどの普及もあって、誰にも相談できない人は、少ないのかもしれません。
当時のかんぱちは、自分で考えて、自分で退職を急に言い出しましたwww。いやいや、今考えれば非常識なんですよ。でもね、まあ、若かったんですよ。そして、未熟でした。
周りの先輩、同僚に相談すれば、きっと退職するには至らなかったと思います。私が抱えていたなやみなんて、おそらく新人看護時が通る道、だと思うんです。そして、プリセプターと相性が悪いなら、相談してみればよかった。お互い人間ですから、合う合わないはありますから。
2.看護師はいろいろな働き方がある。
新卒で退職すると、他の病院では雇ってもらえない、と言われ続けました。自分でもわかっていたし、それでも続けられない、と思ったのですよ、当時は。
20数年たった今、言えますが、就職先、ありました。もちろん、看護師長になる、専門看護師になる、とか、だれもがうらやむようなキャリアではありませんが、アラフォーの今、わたしらしく働けています。新卒で退職したからといって、人生が終わったわけではなかった、と、今ならアドバイスしたいです。
3.よく寝て、よく食べろ。
新卒でやめるか、やめないか、そればっかり考えていた時の私は、それはもう、だんとつに不健康でした。もう、人生が終わるかのように考えていました。
いやいや、そんなことないって。身体は元気なんだからさ、少し休んで充電すれば、また、復活できるって。
かんぱちの感想(ざれごと):
新卒で退職したことは、もちろん、後悔しています。自分に合った病院をえらんで、働き続けていたらもっと違った人生があったはず、と思うからです。
ですが、いまの私の人生も、まあ、たのしいです。なので、よし、としています。
ただし、これから看護師を目指す方、就職する方、新人看護師として奮闘している方には、やはり、自分と同じ失敗はしてほしくないです!なので、私の情けない失敗談を、反面教師にしていただけたらうれしいです。
わたし(かんぱち)もアラフォーに突入。人生はまだまだこれから。
毎日を大切に、楽しんでいきたいと思います。
退職するに、悩みに悩んでいた時に読んでいた本です。とても励まされました。