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スラムダンクに学ぶ看護教育 Vol.3

 スラムダンクを読んで育った、看護師のかんぱちです。

わたしは、今、職場で後輩を指導する立場にいます。そして、指導される立場でもあります。

 指導をしているとき、受けているとき、ともに、安西先生の言葉が、マンガのワンシーンと共によみがえることがあります。

 今日は、スラムダンクの安西監督からコーチングを学び、看護師として働く上での私の解釈を綴っていきます。

安西先生の言葉:「今の君は もう十分 あの頃を 超えているよ」

 この言葉は、インターハイ山王戦で活躍する三井に対して、言ったセリフです。三井は中学時代から大活躍していたバスケットボール選手でしたが、諸事情によりバスケットボールから離れていた期間があり、復帰後はスタミナ不足を感じています。三井はスタミナ不足を感じる度に、自分のブランクを後悔しています。

かんぱち解釈
:後輩看護師に向け、成長していることを伝えるために使いたいセリフ

 Z世代の人達は、打たれ弱い・・・印象があります。自信はないけれど、怒られたくはない。高校や看護学校でも、厳しく注意を受けた経験も少ない。少し注意を受けると、落ち込む・・・。直前に褒められていたとしても、注意を受けたら・・・、落ち込む・・・。

 そんな後輩看護師さん向けに使いたいセリフが、これです。

1.他人と比べず、過去の自分と比べる

2.自信を持たせる承認(ほめ)言葉をかける

かんぱちの感想(ざれごと):

 わたしは、高卒で看護学校を卒業したあと、新卒で就職した病院を数か月で退職し、看護師をしていない期間がありました。苦手だった病棟看護師に、もう一度チャレンジしようと決意できたのは、当時働いていた上司の、「今のかんぱちさんなら、大丈夫でしょう」という後押しでした。

 新卒時の病院では人間関係に悩んだけども、その後の人生においては、上司に恵まれた人生だったなあ、と今さらながら実感しました。

わたし(かんぱち)もアラフォーに突入。今日の自分に明日は勝つ、か、引き分けたい。
明日から、いや、今日から実行します。

今日の立ち読み:
「人を動かす! 安西先生の言葉 「スラムダンクから学ぶ最強のコーチング」
遠越段さん著