「言い過ぎてしまた・・・」
「あんな言い方あるか!むかつく!」
など、人間関係で居心地が悪くなる大きな原因は、「伝え方」にあります。逆に言えば、上手な「伝え方」を身につければ、人間関係がストレスを減らすことができます。
今日は、「伝え方」研究家、はるゆきさんの著書を参考に、仕事でつかえる「伝え方」を学んでいきたいと思います。
今日の参考書:
「ものごとが好転する「伝え方」のすべて」 はるゆきさん著
叱るときの、上手な「伝え方」 3選
1.叱るときは、「人」ではなく「事柄」を叱る
仕事をしていると、相手に厳しい指摘をしなければならない場面があります。その時のコツをまなんでいきます。まずは、「人」を責めるのではなく、「事柄」に注目すること。
△「あなたは必要な報告ができていないから困ります。」 →〇「〇〇の報告が必要です。」
△の伝え方では、たいていの人は、カチンときます。「言われ方より、言われた内容を考えなさい」、とアドバイスされますが、人は感情がありますから、言われ方を無視することはできません。
それならば、相手が受け入れやすい方法で伝えることが、結局のところ叱る人・叱られる人の双方にメリットになります。
2.叱るときは、「今」をしかる
先日、同僚が叱られていました。第三者でも、うんざりする叱り方でした。
「この前も同じようなことを、他の人に言われていたよね。」
「この前」のこと、って、必要ですか?必要なら、「この前」に言ってほしいですよね。
しかも「他の人」に言われてた、っていう部分、必要ですか?必要なら、「他の人」から言われたいですよね。
叱られている側からすると、結局「目の前の相手から」は、「今」なにを叱られてるのですか?という気持ちになります。今の出来事を、叱ることは心掛けていきたいです。
3.叱るときは、一つ叱る
先日、わたしは叱られていました。はじめは、その通りだな、と真面目に聞いていましたが・・・、とにかく長くて・・・・・・つらい時間でした・・・・・・www。
「前にも同じようなことがあったよね」
「もう一つ言わせてもらうけど・・・・・・、もできていないよね」
「かんぱちさんは、〇〇が苦手なの?同じような場面があると、〇〇な状況になるよね。それができないからダメなんじゃないの?」
などなど、時間にして10分くらい。周りに同僚がいる前で延々と続くアドバイス。
ありがたいです。でも、正直、上記以外、ほとんど覚えてないんです。人が一度に理解できる内容なんて、そんなもんだと思います。5つも6つも、アドバイスをいただいても、覚えきれないです。しかも、あんまり気分のいいことを言われているわけではないので、余計に頭に入りにくい。
叱るときは、ポイントを絞って、短くしかる!私は心に決めました。
かんぱちの感想(ざれごと):
人が成長していくためには、自分以外の人からのアドバイスはとても有効です。自分が気がつけていない部分に気がつくことができるためです。そのアドバイスが、できるだけ相手に伝わるようにするためには、やはり「伝え方」は大事だなと実感しています。
わたし(かんぱち)もアラフォーに突入。1年前の自分より、しなやかに暮らせるように、成長したい。明日、いや、今から実行します。